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腰痛

肩こりと同じく、オフィスで、パソコンなどを使用することが多い現代の仕事には、腰痛はつきものです。

腰痛の原因

腰痛の場合の原因も、肩こりとだいたい同じような事が多いのですが、肩と腰の決定的に違うところは、そこにかかる荷重のちがいです。 肩は、上に乗っているのは、頭だけですし、両側に腕の重みと、動かした時の荷重はかかりますが、腰と比べれば大したことはありません。

腰は、上体全部を支えているだけではなく、体が、大きな動き・速い動きをした場合、その瞬間的な荷重は、相当なものです。腰は、丁度体の支点となるため、テコと加速度により、実際の上体の重さの数倍の荷重がかかる場合もあります。

ですから、腰の関節や筋肉は、その荷重に耐えることができる非常に強いものです。人間の体の中で、一番強い筋肉が腰の周りに集まっているのです。言い換えれば、非常に我慢強い筋肉であるとも言えます

逆に言うと、腰が重い・痛いのを我慢していると、相当悪くなるまで、がんばり続けてくれるわけです。

よく、ぎっくり腰になった人は、「何もしていないのに急になった」「落ちた鉛筆を拾おうとしただけなのに」というように、特に原因になった事が思い浮かばない方が多いのですが、それは、「ぎっくり腰」=「重い物などを無理して持ったりするとなるもの」と思っている人が多いからです。

実際には、よく考えてもらえば、仕事自体が同じ姿勢をとり続ける事が多かったり、ずーっと仕事を根詰めてやっていたり、あまり重い運動ではないけれど、普段はしない事をしていたりするものです。 ただ、それが日常の延長線上にある事なので、それが原因だとは思はないし、時々感じていた腰痛のサインを「今まで、放っておいても大丈夫だったから」と見過ごしているのです。

日常の疲れの蓄積が腰痛、ぎっくり腰を招いてしまうことを覚えておいてください。

 

対処法

●予防 肩の場合と同じように、適度に休みをとり、同じ姿勢を避け、体を動かす。

足腰の運動としては、ウォーキングが最も効果的です。
私自身、ウォーキングを続けていますが、始める前は時々腰痛になっていました。また、一ヶ月サボった事があったのですが、久々に腰痛になりました。 ウォーキングを継続している限り腰痛はかなり防止できます。

ただし、ウォーキングという言葉から、単に「歩けば良い」と考えてしまう方も多いのですが、正しく継続しなければ腰痛防止にはなりません。詳しい事は、当院で直接指導しております。

●腰痛が出始めたら
 腰痛が出始めたら、あなたの腰は、すでに相当疲労状態です。
 一時的に痛みが引いたとしても、放っておけば、悪くはなっても、良くはなりません。

ひどい腰痛になった時は、安静が一番です。もちろん仕事などは休むべきです。・・・「忙しいのに、腰痛くらいで仕事を休むなんてとんでもない」・・・。 そんな声が聞こえてきそうですが、そんな方は、なおさら普段、腰の疲れを溜めないように腰痛のサインを無視せず、適度に休んだり、整体を受けてください。

自分の腰をいたわりましょう。

また、運動していない筋肉は、筋力が弱くなり、当然疲れやすく、余裕がありません。少し普段と違う事をしただけで痛みが出たりもします 10代20代でもこんな人が増えているのです。

適度な運動は不可欠です。

「疲れたら休む」「適度な運動を継続する」それすらなかなか出来ない方が少なくありません。
 あなたはどうですか?

ひとこと!

便利なものが沢山ある時代です。しかし、それらに頼ってばっかりで、数十年前の人間より、恐ろしいほど、運動量も歩く距離も少なくなっています。今からは、便利な社会イコール人間自体の能力の低下につながる可能性がある事を強く意識したいものです。

今現在のお年寄りを見て、「自分も同じくらいの歳になれば、こうなるのかな」と思っている方が多いと思います。しかし、私は、現代の若い人がお年寄りになった時には、今までより足腰が非常に弱くなると考えています。

今現在のお年寄りは、若いときには、ほとんどどこへ行くにも自分の足で歩いていた人々なのですから。

 

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