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「ボディメンテナンス」という考え方

健康維持への取り組み
 
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ボディメンテナンスの必要性

 

私が子供の頃、私たちが大人になる頃は、社会は高度な医療・福祉環境になって、人間の体は、一人一人きちんとした健康管理がされる時代になっているだろう。病気で苦しむ事などないだろうと思っていました。

現状はどうでしょう。健康保険なるものはあります。医療費的な不安の問題は世界のどこよりも良いと思います。(実際には国民の医療費は無料という驚くべき国もありますが)

しかし、それぞれの病気や治療の履歴などは情報化される事なく医療が行われているのが現状です。

ここで、「情報化」という言葉を使いましたが、「情報」ということばに、過敏な人は、一人一人の医療履歴を作るとプライバシーが守れないなどと言う人も出てくると思いますが、ここで言う情報はそういう情報とは違います。

もし、それが「悪」ならば、そもそもカルテをつける事が悪い事になります。

私が言いたいのは、現在は、個人の医療履歴がないために、違う病院にかかれば、過去の医療履歴に関係なく、治療をされてしまう可能性があるという事です。

もちろん、医師がいい加減な治療をするという意味ではありません。どれだけ真剣にやっても、過去の情報が整理・統一化されてある場合とそうでないのとでは、結果が違ってくるという事です。

ただ、私には、そのような社会のしくみを変える力はありません。

だから、私ができる事として一人一人に自分の健康管理に興味を持っていただきたいと思うのです。

と・・・当院に来院される方々にも言ってはいるのですが、のど元過ぎれば何とかなのが人間で、痛みなどが取れて何の症状もない時は完全に忘れてしまっている人も少なくありません。

そこで、ボディメンテナンスという考え方です。メンテナンスって言うと自動車みたいですが、自動車は定期的に点検を受けなければなりません。オイルも交換すれば、様々な手入れをするでしょう。メンテナンスを怠らなければ、綺麗に長く乗れます。

ただ車なら全くメンテナンスなしで乗っていたとしても、動かなくなれば新しく買い換えれば済む話です。しかし、人間の体は買い換えなどできません。
だから人間の体こそ日頃からメンテナンスが必要なのです。

まず、 第一に必要な事は「疲れ」を蓄積しない事です
整体以外のも、自分で出来る運動など、その他方法は問いません。
どこか悪い時だけでなく、日頃から体をメンテナンスしてください。

特に今の若い人は、今の年寄りが元気だから、自分たちが年をとっても大丈夫だと思っていませんか?
今のお年寄りたちは、若い頃は何をするにも自分の体で、自分の足で歩いてきた人たちです。 今は逆に便利な世の中になって、体の負荷が軽くなったので元気なのです。

では今の若い人はどうですか、若い頃から、歩いてない、運動してない、こんな人が多いのです。

真剣な話、今の若者は年取ってから足が不自由になる可能性が高いと思います。 車いす社会になるのではないでしょうか。元々、足腰使っていないわけですから、決して強い足腰ではないはずです。年を取れば更に弱くなるでしょう。

まとめ
 毎日の疲れを蓄積しない事、もっと体を使う事が切実に必要です。

 
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